出張査定にお伺いすると、「これって売れるものなんですか?」というご質問をよくいただきます。査定士の視点から、高く売れやすいもの・値がつきにくいものの傾向をご紹介します。
高く売れやすいもの
- 貴金属(金・プラチナ)は、地金としての価値があるため状態に関わらず値がつきやすい
- ブランド品(バッグ・時計)は、人気ブランド・型番・付属品の有無で査定額が大きく変わる
- 着物・帯は、作家物や証紙付きのものは特に高額査定になりやすい
- 掛軸・骨董品・茶道具は、作者や来歴が分かる場合、専門的な査定で価値が判明することがある
- 未開封のお酒(特に古酒・終売品)は、思わぬ高値がつくことがある
値がつきにくいもの
- 家電製品は、製造から年数が経つと買取が難しくなりやすい(概ね5年以内が目安)
- 大量生産された食器・置物は、希少性が低いため評価が控えめになりやすい
- 破損・欠損があるものは、修復費用を考慮した査定になる
- 使用感の強い家具は、状態次第で値がつかないこともある
「分からないもの」こそ、査定に出す価値がある
ご自身では価値が分からないものほど、専門知識のある査定士が見ると評価が変わることがあります。「価値がなさそう」と自己判断で処分してしまう前に、一度見せていただくことをおすすめします。
査定額を左右するポイント
- 付属品(箱・保証書・鑑定書など)が揃っているか
- 購入時期・使用頻度
- 市場での需要(トレンドによって変動)
- 状態(傷・汚れ・破損の有無)
品目別・査定士が最初に見るところ
「何を見て値段を決めているのか」が分かると、ご自宅での事前チェックがしやすくなります。品目ごとに、査定士が最初に確認するポイントをまとめます。
- 貴金属:刻印(K18・Pt900など)→重さ→当日の相場。刻印がなくても比重や試金石で確認できます。壊れていても、片方だけでも、地金の重さで評価します。
- 着物:素材(正絹か)→証紙・落款→状態(シミ・カビ・におい)→寸法。証紙がなくても織りと染めで産地の見当がつきます。
- ブランドバッグ・時計:ブランドと型番→付属品(箱・保証書・ギャランティ)→状態(角スレ・内側のベタつき・ガラスの傷)→製造年。
- 骨董品・掛軸:箱書き・落款・来歴→保存状態→時代と作者。共箱(作者の署名入りの箱)があると評価が上がります。
- お酒:銘柄→未開封か→液面の高さとラベルの状態。ウイスキー・ブランデーの古酒や終売品は特に確認します。
査定前にしておくと良いこと・しなくて良いこと
しておくと良いのは、箱・保証書・鑑定書・証紙などの付属品を品物と一緒に用意しておくこと、購入時期や入手経路が分かれば伝えられるようにしておくことです。逆に、しなくて良いのは、自分で磨く・洗う・修理することです。貴金属を研磨剤で磨いたり、着物を自宅で洗ったり、掛軸を広げて日に当てたりすると、かえって評価が下がることがあります。汚れていても、そのままの状態で見せていただく方が安全です。
また、「まとめていくら」で提示する業者には注意してください。一点ずつ理由を説明してもらい、金額に納得できたものだけを売る形が基本です。ご自宅での買取はクーリング・オフ(8日間)の対象なので、契約後に迷いが出た場合も取り消せます。
売れるもの・売れないものに関するよくあるご質問
Q. 金かメッキか分からないアクセサリーがあります。
刻印がなくても、ご自宅で比重計・試金石を使って確認できます。メッキだった場合もその場で正直にお伝えします。
Q. 箱や保証書がないブランド品は売れませんか。
売れます。付属品があると評価は上がりますが、なくても本体の状態とモデルで査定します。
Q. 査定だけで、売らなくても大丈夫ですか。
はい。査定は無料で、金額を聞いてからお決めいただけます。一部だけ売ることも可能です。
まとめ
「売れるかどうか分からない」という段階でのご相談も歓迎しています。ご自宅にお伺いしての出張査定は無料ですので、まとめて見ていただくことも可能です。